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今回は香港のパワースポットをご紹介です。香港に行くのは2度目だったのですが、前回行けないかった名所にも未練があって、年末に長めに休暇を取って滞在してきました。

ズバリ今回のテーマはパワースポット巡り!香港旅行というとグルメやエステ、ヴィクトリアピークからの100万ドルの夜景といった定番スポットばかり毎度クローズアップをされますが、TVでもよく取り上げられるスポット以外にも、面白い場所がいっぱいあります。リピーターの方には、もちろん足を運んで頂きたいのですが、初めて香港へ行かれる方も、もし時間に余裕があったら、紹介する名所にぜひ足を延ばしてみて下さいね。

1.萬佛寺で和む

萬佛寺

 まだまだ日本人にはなじみのないお寺かもしれませんが、行ってみたらびっくり。欧米諸国の外国人だらけ。仏教圏ではない人々にはテーマパークのように見えているのかもしれませんね。そのように感じたお寺でした。

萬佛寺

萬佛寺…字のごとく万単位で仏像が奉納されており、参道から並んでいるお寺です。本堂にあるものを含めて約12800体あるとか。でも本堂までは400段の階段を登らねばなりません。これが大変。ここはスニーカー必須です。プチ登山の気分で行って欲しいですね。

12800体のうち参道で拝めるのが500体。そしてこの500体が五百羅漢と言われています。

そもそもこの “五百羅漢” というのは、お釈迦様の弟子500人を差します。

 仏教の世界では厳しい修行を行い、悟りに達した聖人を阿羅漢(または羅漢)と呼び、称えます。

五百羅漢とはつまり500人の羅漢さん。

お釈迦さまの入滅後に行われた経典編纂(お釈迦様の言葉をまとめて仏典の編纂に携わること)に集まった弟子を指しているようです。

  で、そのお弟子さんが参道にいるわけなんですが…。まぁ、ご覧ください。

五百羅漢

「あ゛~」

五百羅漢

「聞こえてますよぉ。」 

五百羅漢

「寝てないわよ!」

五百羅漢

「ムム!なんと!」

勝手に会話を入れてしまい、すみません。でもこの羅漢たち、何か話しそうじゃないですか?このようなユニークな動きで表情豊かな羅漢が、私たち参拝客を出迎えてくれるんですね。本堂までの400段は本当に辛いのですが、この羅漢たちが、ちょくちょく笑わせてくれるから、途中で休憩を挟むことなく、登ることができました。(ちゃんと途中にベンチがあったりして、休憩所もありますよ。)

ラビットリップ厳選!ユニークな仏像様をご紹介していきたいと思います。基本的に私がツボったものです。

五百羅漢

「いやーんH!」 

五百羅漢

「なんか文句ある?」

五百羅漢

「まぁ、上がんなさいよ」

五百羅漢

「もう、私の番ですか。」

五百羅漢

 「俺、違うって…」

五百羅漢

「で、何の用かのう。」

五百羅漢

 「わっかりましぇーん。」

五百羅漢

 「足、見るぅ?」

五百羅漢

「まぁ、気にすんなよ。」

五百羅漢 五百羅漢

  こんな感じで、五百羅漢様たちは私たち参拝客を楽しませてくれます。多くの参拝客の皆さんは、立ち止まってじっと羅漢の目を見つめていたんです。きっと羅漢と会話を楽しんでいたんだと思うんですよね。会話、弾みそうですよね。私も随所で楽しませてもらいました。まだまだありますよ。後半戦スタートです。ぜひ皆さんも言葉を入れて、お楽しみください。

五百羅漢

「先生!できましたぁ。」

五百羅漢

 「眉毛、どーん。」

五百羅漢

 「これ!口やへそに手を入れるでない!」

五百羅漢

 「歯が痛くてねぇ。」

五百羅漢 五百羅漢 五百羅漢 五百羅漢

誰が作った羅漢なのか、など台の下に記載されているものもあります。じっくり鑑賞しながら上ること20分強。ようやく本堂へ到着です。

残念ながら本堂へ奉納されている仏像様は撮影NG。でも賽銭箱の真後ろに鎮座されていた仏像様だけ、他の方も撮影していたから記念に1枚。中国系は賽銭箱のことを「香油箱」というところが多いですが、こちらは「廣種福田」と書いてありました。福の種を広く撒く、という意味が込められているのでしょうか。素敵なネーミングですね。他にもいろんな仏閣や菩薩像がありました。

でも表情がユニークなのは、参道に飾られているものだけですね。本堂エリアにあるものは、仏像としては当たり前の神妙な顔つきをされているものが多かったです。

萬佛寺 萬佛寺

本堂からちょっと奥へ入ったところに、山の中に飾られた仏像様があったのですが、こちらは柵がされていて近づけませんでした。細かい表情を伺えなくて残念。でも興味深い表情をしているような気がしてなりません。修理中のエリアだったのでしょうか。

萬佛寺 萬佛寺 萬佛寺

高台にある萬佛寺からは香港の街並みを一望できます。夜景もきっときれいでしょうね。

 お寺に鎮座されている仏像というと、神妙な表情をしている、ありがたいお顔立ちという、なんとなくパターンが決まっているという印象を抱いていたのですが、こちらのお寺に参拝して、仏像のイメージが大きく変わりました。決してふざけたお寺ではないのです。1957年に落成された由緒あるお寺で、熱心に参拝する地元の方もおられましたし、私が行ったときは大晦日だったのですが、参道を登る際、地面にひれ伏して、拝み倒しながら進むという、五体投地をする人も拝見しました。

 五百羅漢には友人や知人・家族・自分にそっくりな顔が必ずあると言われています。

参道におられた羅漢様を見て、「あー、こういう子いるわ、教え子にそっくり!」というようなのが何人かいて、驚きました。もしかしたら、私がシャッターを切った羅漢様はそんな顔ばかりだったかもしれません。

非常に人間との距離が近い仏像に出会えるお寺です。ありがたい表情の仏像を拝見し、心が洗われる時を過ごすのも良いと思いますが、動きのある深い表情を拝見し、心が和む時を過ごすことも旅行中は大切なことだと思います。香港の街の中心部から30分とかからない場所にありますので、ぜひ参拝してきて下さいね。

アクセス 九廣鉄路の沙田駅、北側のバスターミナルの改札口から出て、新城市中央廣場へ向かいます。この中にはIKEAが入っているので、すぐ分かるかと思います(外から見える)。その広場の後ろの小道を前進すると、山の上へ続く石段が見えてきます。 ■住所:沙田区排頭村後萬佛山上 ■境内開放時間  9:00~17:00 ■公式ホームページ http://www.10kbuddhas.org/index.do

2.スリッパ拝神婆(バイサンポー)による打小人

スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆

パワースポットと言えるのかどうか分かりませんが、湾仔と銅鑼湾の間に位置する堅拿道の鵝頸橋のガード下では1年中、拝神婆による「打小人」と言われる、香港らしい儀式を体験することができます。

「打小人」というのは、簡単に言うと、厄払いのことです。

このイベントを教えてくれた旅仲間によると、ここは三叉路になっており、その真ん中にある鵝頸橋は、殺気が強いとされる場所で、打小人に向いているのだとか。

本来ならば二十四節気でいう、驚蟄に打小人をするのが、一番効果が期待できるそうです。また旧暦の六の付く日が適しているそうですが、他の日でも打小人することはできるということで、私は年明け早々、体験してきました。

スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆

私が厄払いを依頼したのは、こちらの拝神婆。私と目が合い、笑顔でしきりに手招きをするもんだから、

押しに弱い私は吸い込まれるように、拝神婆の前に座ってしまいました。

  まず座ったら、線香で儀式前のお祓い。私も火のついた3本の長い線香を持たされ、祈りを捧げ、心を静めます。そしてペンと封筒を渡され、表紙に自分の名前を書きます。次に中に挟まれている、緑色で小人の絵が書かれた専門用紙に私に悪さをする人の名前を記入します。小人とは、自分の目的や野心を達成する上で邪魔になる人や不幸をもたらす人のことを指しています。紙には何も書かなくても、儀式は受けられますよ。

スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆

紙を火であぶってから、ブロックの上に「小人」の紙を包んだ「五鬼紙」を置き、拝神婆がスリッパやくつでベンベンと叩き始めます。叩いているとき、もごもごと拝神婆たちが何かを呪文を唱え始めます。

どんな呪文なのか、以前体験したことがある旅仲間に聞いたところ、

「打你個死人頭、打到你有気無頂透」 「打你個死人脚、打到你有靴無得着」 

と言っているそうです。これは広東語。訳すると、

「あなたの頭を叩き、息ができなくなるまで叩く。 あなたの脚を叩き、靴があっても履けなくなるまで叩く。」

と唱えているそうです。

この紙がボロボロになるまで、呪文を唱えながら繰り返されます。

結構よい音がするんですね。よく見ていたら、叩いているスリッパは裏面が補強されていました。

30回以上叩き、紙がボロボロになったら、虎の絵の描かれた袋にその紙を詰めます。(虎に食べさせるという風に解釈するそうです。)そして虎に豚肉の脂身を食べさせます。拝神婆は私に、虎は豚の脂が好きだから、と優しい英語で教えてくれました。この行為には、人の悪口をいうことができなくなるという意味があるんですって。その後、虎に火をつけて燃やします。燃やす際も何か呪文を唱えていました。

スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆

小人紙を打つときには、呪いたい人の写真や洋服を一緒に靴でたたくとさらに効果的だと言います。現に旅仲間は、自分にとって不都合な人からもらったプレゼントを持参して、一緒にお祓いをしてもらったそうです。私が厄払いをしてもらっているときも、近くでそのようなお祓いをしてもらっている人を見かけました(4枚目の写真参照)。スリッパに関しても、亡くなった人の物を使用すると、より効果が上がるそうですよ。

次は恨みを解くことができる「大白解」という黄色い紙と、貴人(自分にとって良い人)を寄せてくる「貴人符」という赤い紙の登場です。まず私の頭や背中を撫でるようにお祓いしてから、それぞれ時間をかけて火であぶります。その最中も、呪文を唱えています。その後、「大白解」と「貴人符」を燃やします。

スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆

燃やしながら、祭壇に向かって必ず祈っているんです。この儀式の良いところは、私にとって迷惑な人を追い払うことだけでなく、良い人も来ますようにとお祈りを捧げてくれるところですね。

スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆 スリッパ拝神婆

ラストは擲筊(ポエ占い)をしました。これは中国に伝わる有名な民間占いなので、ご存知の方も多いかと思います。

2つの堅い石(この時は木でできた半月上の道具を使用していました。)を床に投げて、表裏の出方で自分の行こうとしている方向が正しいか、間違っているか、を神様のご意志を伺うという占いです。使用していた道具は、一面の表面が平べったく、もう一面の表面が突出していました。

ちゃんと火で清めてから占いは開始します。表裏の組み合わせが2つ違うものが出たら「大丈夫」という意味で、その他の組み合わせは「駄目」という意味になります。

だから「大丈夫」が出るまでやり直さなければなりませんから、ちょっと大変でした。私は4回目で「大丈夫」が出ました。

スリッパ拝神婆

以上で、儀式は終了です。所要時間は10分弱。料金は50香港ドル(770円)でした。私を担当した拝神婆さんは大変丁寧な方で、一生懸命に行なってくれました。

拝神婆さんによると思うのですが、何人か見ていると、端折っている人もいたりするんですね。ともかくメインのスリッパ叩きさえやればいい、みたいな感じで、あとの「大白解」と「貴人符」、ポエ占いをされていない依頼者も見受けられました。

もしかしたら私が終始、カメラを構えていたので私の拝神婆さんは、どこかに掲載されるのかな?と思って、一通りちゃんとやってくれたのかもしれませんね。ちゃんとやってほしいと思う方は、カメラを構えて拝神婆にプレッシャーを与えるのもいいかも(笑)。あと、私を担当した拝神婆さんは、次々にお客さんが来ていましたから、行列ができている拝神婆のところに行くのも手ですね。

鵝頚橋には数えるほどしか拝神婆はいないようですが、年に一度、啓蟄の日(地中から虫が現れる日のこと。2017年は3月5日です。) だけは、香港全土から拝神婆が集合し、鵝頚橋に限らず、あちらこちらでスリッパの音が聞こえるようになるそうです。啓蟄の日に香港を訪れるのも楽しいかもしれません。

スリッパ拝神婆

打小人は邪気払いや魔除けだけでなく、幸運を招くお祈りも重ねて行われます。日本円にして770円とお値打ち価格ですので、銅鑼湾の観光の際、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

※拝神婆によっては、香港50ドル以上を取る人もいるそうです。すぐに厄払いをお願いするのではなく、しばらくいろんな拝神婆のお祓いの仕方を見学してから、お願いした方がよろしいかと思います。

アクセス 灣仔(ワンチャイ)銅鑼湾(コーズウェイベイ)の境にある鵝頚橋のガード下でやっています。私は地下鉄銅鑼湾の駅で降りて、歩いて向かいました。5分くらいで到着します。 ■儀式の時間   8:00~17:00頃まで

3.車公廟で運気を変える

新界エリアにある車公廟は「幸運を呼ぶ風車」がある寺院として人気を集めています。近年ではパワースポットとして、観光客も押し寄せるようになってきました。

MTR九龍塘駅から東鐵線に乗り換えて大圍駅で馬鞍山線に乗り換え、車公廟駅で下車します。私が泊まっていた尖沙咀駅からだと、車公廟駅まで所要時間は30分くらいでした。郊外と言えども、比較的中心地に近いので思ったほど遠くは感じませんでした。

車公廟 車公廟 車公廟 車公廟

車公廟は300年以上の歴史を持つ道教の寺。ここは宋の時代の将軍、車大元帥を祀られています。彼は元の軍隊に追われた皇帝がこのエリアに逃亡した際に、護衛に当たった人です。彼は文武両道に優れ、医療にも通じていたので祀られたのですが、場所は今とは別のところだったそうです。

車公廟

どうしてこの地に移ってきたのか。というも明の時代の終わり、この新界のエリアに深刻な伝染病が蔓延したそうです。その時、この地に住んでいた人が夢の中で、「車大元帥を拝みなさい」とお告げを受けました。藁にもすがる思いで、それを実行したところ、疫病の蔓延が収束したと言うのです。

この出来事から、人々は「車大元帥を拝めば必ず戦乱や伝染病が治まり、良い運気が自分たちにもたらされる」と考えるようになっていきました。そして、新しくこのエリアに車公を祀った車公廟を建設したのです。

車公廟はその後、人々にとって幸運を運ぶパワースポットとして知られるようになっていきました。特に旧正月の3日がちょうど車公の誕生日に当たることから、特に多くの参拝客が訪れるそうですよ。

車公廟 車公廟 車公廟 車公廟 車公廟

車大元帥の巨大な像は、本殿中央の祭壇に祀られています。首が痛くなるような大きさです。11mの高さだとか。主祭壇の両サイドには、大きな太鼓と鐘があり、その横には、昔の扇風機のような風車が設置されています。車大元帥に参拝後、これを時計回りに3回転させると願いが叶うと信じられています。私もお願い事をしながら回してきました。自分の運気が良い方向に回りますように…と。ほかの参拝客を見ていると3回以上回している人もいましたが、いろいろ思いが強いのでしょうね。(笑)

また時計と反対回しを行うと、悪い運気をリセットしてくれるそうです。逆に現在、不運の底にいるような方は時計の反対周りに3回、回してみてください。

横にある太鼓も3回、願い事を唱えながら叩いてきました。

旧正月の3日ぐらいまでが一番参拝客が多く訪れるそうなのですが、その他の日はそんなに多くないそうなので、ゆっくりと参拝ができます。しかし日本と違うのは、線香の大きさ。手持ち吹き出し花火のようなサイズで(中には、バズーカ砲かと思ったものもありました。)、祈祷されている参拝客も多いんです(3枚目の写真参照)。願い事の規模が大きいのかもしれませんが、そのせいで本殿の中も外も煙だらけ。服はすごく線香臭くなります。だから一番参拝客が多い、旧正月3が日は駅から煙が見えるというのも頷けます。お気に入りの服では行かない方が無難ですね。

 ちなみに普段の日もお土産屋はありますが、すぐに壊れそうな風車などが売られていて、その割には値段も強気だったので、私は購入しませんでした。参拝だけでも十分に楽しめるパワースポットだと思います。車公廟は萬佛寺と同じエリアにありますし、歩いても20分程度しか離れていませんから、萬佛寺に行ったついでに訪れても良いかと思います。

アクセス 車公廟駅で降りると駅前に案内ボードがあります。それに沿って進めば、すぐに見えてきます。徒歩5分です。 住所(英語) 7 Che Kung Miu Road, Taiwai, Shatin, New Territories 住所(中国語) 香港新界沙田大圍車公廟路7號 ■営業時間7:00~18:00 ■ホームページ   http://www.ctc.org.hk/en/directcontrol/temple21.asp

4.鎮海樓公園で良い気をもらう

鎮海樓公園

赤柱(スタンレー)観光の帰りに寄った強烈な公園でした。1970年代にできた公園で、色彩豊かな縁起物、福の神がこれでもか!というくらいに展示されています。よくこれだけ集められたな、という印象。香港らしい無秩序な雰囲気をかなり醸しだしています。印象に残ったものをいくつか紹介しますね。

1回わたると寿命が3日延びるという長寿橋。私は往復したから6日延びることになりますね。

優しいポーズをとる観音像。同じポーズをして写真を撮る中国系観光客もいました。

長寿のシンボル・しゃちほこ。橋を渡るなら、ぜひついでに撫でできて下さい。

このしゃちほこ、口が開いていて、そこにお金を投げ入れて、入ると金運が上がるそうです。でも入らずに、こぼれ落ちたコインを狙っている人がいると聞いていたので、私はコインを投げ入れませんでした。

月下老人

こちらは、月下老人(月老)、運命の赤い糸で有名な結婚・恋愛・縁結びの神様ですね。女性の方がこぞって、記念撮影をしていました。

姻縁石

長寿橋のたもとにあるのが、「姻縁石」。この石には「千里姻縁一線牽(縁は異なもの味なもの)」と書かれていました。

この意味は、縁があれば、たとえ千里隔てていても巡り合うということです。

私はしがみついてきました!

道教の幸運のシンボルとも言われる三頭の羊。

黄河の神「河伯」

黄河の神「河伯」、日本の河童の起源という説もあるようです。

弥勒佛(弥勒菩薩)

弥勒佛(弥勒菩薩)。生きとし生けるものを全て救うと言われている菩薩様です。日本のものと違う印象です。

天后像

天后像。お金が施されているから、金がらみの神様かな?と思ったら、海の守り神でした。

お金の神様「正財神」 お金の神様「正財神」

行列がついていたのはお金の神様「正財神」。

 神様を紙幣で3回撫でておまいりします。

私も前の方に倣ってやってきました。

子どもにもお参りをさせている家族には驚きました。

萬壽亭

長寿橋の横には、風水にちなんだ八角形の萬壽亭があります。

レパレスベイのそばにある公園で、風水的にも縁起がいいらしく、紹介した縁起物以外にも、これでもかと思うほど、集まっています。 金運や縁結びなど、色々集まっていて、見ているだけでも面白いです。 

海龍皇

海龍皇

私は元旦に行ってきたのですが、大変人気のあるスポットなのか、多くの人で賑わっていました。(でもこの日は寒中水泳大会が開かれており、その応援客でも賑わっていました。だから混雑していたのかな?)

ここに来て、子宝に恵まれた、良縁に出会ったと報告していた旅人もいました。きっとご利益はあると思いますよ。私も信じています。

 赤柱から淺水湾海灘エリアは香港屈指の高級住宅街であり、あのジャッキーチェンの別荘もあるそうです。夏に香港を訪れるなら、海水浴がてら、寄ってみてもよい面白いパワースポットかと思います。きれいなショッピングモールもあって、賑やかで楽しいですよ。

アクセス 淺水湾海灘のバス停から徒歩12分。私は中環(セントラル)のバスターミナルから赤柱 (スタンレー)行のバスに乗っていきました。バスは6・6A・6X・260番です。ちなみに九龍から行く場合は973番バスでも行くことができます。 住所 S Bay Rd., Causeway Bay, Hong Kong 営業時間6;00~18:00

5.嗇色園黄大仙廟で占ってみる

嗇色園黄大仙廟 嗇色園黄大仙廟 嗇色園黄大仙廟 嗇色園黄大仙廟

嗇色園黄大仙廟は、道教の寺院。

こちらの寺で祀られているのは、病気治療や占いの

能力を持つという黄大仙です。

古くは中国広州黄沙エリアにあったそうなんですが、そこで宗教が禁止されてしまったため、移転することになりました。移転先に関して1921年、黄大仙からお告げが下り、九竜半島獅子山のふもとの今の場所に決まったそうです。風水的にもこの場所は非常に良い場所とのこと。お告げの力ってすごいですね。

香港には道教の寺院はいっぱいありますが、ここは「有求必応(願いことが必ずかなう)」「靈驗(効き目がある)」お寺として現在も多くの香港の人々の信望を集めています。

 香港の人々は、このお寺で願をかけ、黄大仙の助言を仰ぎに来ます。私も香港の人々に倣って、まずは願掛けをしてきました。まずは黄大仙廟の門前にある店で線香を購入。代金は14香港ドル(約215円)。ここの出店の売り子さんは英語も大変上手です。階段を上って本殿へ向かいます。階段の中腹には賽銭箱が設置されていました。

點香燈 點香燈 點香燈

私が訪れたのは1月2日。この日も大勢の参拝客で賑わっていました。この灯篭を持っている人形(點香燈)が何体もあり、その灯篭の中に蝋燭がありますので、そこで火をつけます。つけ終わった後、本殿へ向かいます。

嗇色園黄大仙廟 嗇色園黄大仙廟

さて、たくさんの参拝客をかき分けて願掛けです。この時、注意しなければならないのは他の参拝客の線香。みんな願掛けに夢中で、線香の先っぽに目が行っていないんですね。私も何度も顔に当たりそうになりました。もちろん線香の粉は服につきます。このような人気のあるお寺は、繫忙時期は行かない方が良いかもしれませんね。

本殿には「師」「道」「經」の文字が掲げられています。

『願掛けの仕方』 本殿の前に行き、線香を掲げて3礼する。 名前・生年月日・住所・願い事を唱える。 道教の3大理念である「師」「道」「經」の文字の前にある線香台にそれぞれ三本ずつ線香を立てる。 立てる順番は、正面⇒向かって左⇒向かって右
求籤 求籤 求籤

次に行うのは、求籤です。これはおみくじのようなもの。このお寺は竹の棒を使用してのおみくじが大変有名です。これは占いというよりは、黄大仙から助言を戴くといったようなものですね。仕事や恋愛、結婚、家族などシンプルな問いの方が良いとされています。

本殿右脇のコーナーで、おじさんが占い用の竹が入った筒を無料で貸してくれます。

本殿に向かってひざまづき、伺いたい内容を心の中で唱えながら竹の入った筒を振ります。結構強く振らないと落ちません(笑)。なかなか1本が落ちてこないので膝が痛くなりました。

1本だけ落として、その番号を覚えます。私は55番でした。

なお、たくさんのことを聞きたい場合は、この作業を何度も繰り返しても大丈夫とのこと。隣のおばさんとか見ていたら、5個くらいの数字を紙にメモっていました。ちなみに、この占いの時、場所取りが大変でした。地元の人はお供え物とかを置いて場所取りをするんですね。中には占いじゃなくて、お礼参りに来て、お供え物を捧げている人も混じっているので、なおのこと混雑していました。

東華三院黄大仙 東華三院黄大仙 東華三院黄大仙 東華三院黄大仙 東華三院黄大仙

本殿に向かって左手にある階段を下りていくと、「東華三院黄大仙~」と書かれたおみくじ占い師の店が並ぶエリアがあります。私は日本語OKと書かれたお店に入りました。

でも・・・・。おみくじの解説はしてくれませんでした。しきりにほかの占いの営業をかけてくるんですね。

「求籤で分かるのは、昔のこと。あなたは今のことを知りたいよね、若いからね。」と、たどたどしい日本語で営業をかけてきます。ここで席を蹴って出て行ってもいいのですが、それだとネタにならないので、営業かけられた中で一番安かった、四柱推命と手相診断をしてもらいました。で…言われたことなんですが…。

四柱推命と手相診断
貴方、教師しているね。仕事は65歳まで続くね。生命線長いね。長生きね。 結婚は、来年か再来年。年下だめ。丑年特にだめ。 年上、4.5.7歳上が良い。子供は1人もうけると出ている。 あなたのラッキーカラーは緑、駄目な色、赤と紫。でも水の色とミックスしたら大丈夫よ。

教師をしていることをばっちりと当てられたことには驚きました。

しかし診断料は380香港ドル。(約6000円弱)

診断時間は15分くらい。

求籤解説は40香港ドル程度だから、確かに占い師からしたら、こちらの占いの方が割も良いし、儲かります。

ということは、求籤は客を呼び込むための道具なのでしょうか?

午前中に黄大仙に行ったとはいえ、占い師のブースに向かう地元民がほとんどおらず、ガラガラだった理由がよく分かりました。地元の人たちはこのことを知っているんですね。

診断後、他の別の店から出てきた日本人観光客とも言葉を交わしたのですが、やはり営業をかけられて、別の占いをしてしまったとのことでした。

「求籤解説をお願い!」と強く言えない方は、向かわない方がよいエリアかもしれません。

新年早々、中国のしたたかさ、商売上手に参りました。

ただ願掛けは効果あり!と評判なので、香港に行ったら絶対に行ってほしい寺です。

■アクセス MTR観塘線 黄大仙(Wong Tai Sin)駅B2出口から出ると すぐに黄大仙廟が見えます。 ■住所(中国語) 九龍黄大仙竹園村二号 ■ホームページ http://www1.siksikyuen.org.hk/%e4%b8%bb%e9%a0%81 ■営業時間 7:00~17:30 ■定休日 なし