ザガイン方面へ旅に出た日のこと。この日は忘れられない1日となりましたので、つづりたいと思います。
アマラプラへ向かうピックアップトラック乗り場から出るザガイン行き。
目印は宝石店です。店員がやる気がないからすぐにわかります。宿から乗り場まではバイクタクシーで向かいます。この日は1000チャット。人によって値段が違うもんです。
9時30分に乗り込んだものの、全く客が乗ってこない。10時すぎようやく、出発。
料金は昨日の倍、とられる。まぁ、アマラプラより距離も長いから許しましょう。
1000チャット。
なんか日本人だから倍とられたような気がしてなりません。
賑やかな車内。何を話しているか分からないが、世間話でしょう。
ミャンマー女性は非常に活発。誠に結構なこと。
ザガイン到着。11時過ぎ。坊さん、屋根に乗っていたのね。
声をかけてきたバイクタクシーの兄ちゃん。この兄ちゃんと、ザガインを回ることになりました。
周遊、3000チャット契約。OK,GO,サンキューしか通じなかった兄ちゃん。
ガイドブックを見せて目的地まで連れて行ってもらう手段を取りました。
この兄ちゃんとの旅が、まず、波乱を巻き起こす。
1か所目、カウンムード―パヤー。
金のコーティングが可愛らしい。高さは45m。
元々は白亜の仏塔だったようですが、いつの間にか、金色になっていたといいます。
白の方が値を感じるなぁ。
気持ち的に金色に辟易してき始めてきた時期だったんだろうけどさ・・・。
仏像の上に気温の掲載。あってんのかなぁ。
お次はザガインヒルへ。
バイクの兄ちゃん、場所が分からないらしく、その辺の人に聞いておりましたね。
バイクタクシー運転手の新米さんだったようです。
そしてなんとか連れてきてもらったザガインヒル。
日本軍による、インパール作戦によって死者が多数出たミャンマー(ビルマ)。ザガインヒルだけでなく、いたるところに慰霊碑が多いのも特徴の国です。多くの方が亡くなったのでしょう。都道府県ごとにあったりもしました。
ひとしきり手を合わせた後、サンウーポンニャーシン・パヤーに向かいました。
ここはヒルの頂上にある寺。
電飾なし。仏像はこれでよいのです。住民に交じって参拝。
ここからはインワ鉄橋が見えます。
インワ鉄橋は近づいて撮影できないスポットで有名。軍が警備しているからです。
※本当はインワ方面へ行く予定ではあったが、この後発生する連続トラブルのせいで行けなかった。
行ったとしても鉄橋には近づけないわけだから、まぁ、この時点で撮影しておいてよかったのだが…。
さてここで昨日出会った日本人けんちゃんからラインが届きました。
けんちゃん、大森君コンビは今朝も早起きして、ザガイン、インワ方面をバイク2人乗りして巡っているそうです。ザガインヒル近くにとてもきれいな寺があったよと写真が送られてきました。名称が分からないから、写真を見せてここに連れて行って欲しいとバイクの兄ちゃんに頼むと、兄ちゃん、また施設のスタッフさんに場所を確認して連れて行ってくれました。本当に新人さんだったようですね。
で、到着。ウーミントンゼーパヤー。美しい。
丘の斜面にある建物。
青空に映えるデザイン。ちょっと中世ヨーロッパ調。
金は装飾程度が一番上品に見えます。
さ、鑑賞し、お次は…とこのパヤーの前に戻ったらトラブル発生!!
バイクタクシーの運転手がいなかったのです。
このパヤーの周りにはおみやげ物屋も多く、そこの店員に運転手の写真を見せてこの兄ちゃん知らないか、と探し回りました。
「なあ姉さん、そのバイク運転手、英語できたかい?」
と店員に聞かれ、
「いや。OK,GO,サンキュー!のみだよ」
と答えたら、
「じゃあ、理解していなくていなくなったんだよ」
と言われてしまいました。
「私、全くお金を払っていないのだが・・・。」
と答えたら、店員さんたち爆笑しておられました。
そこの店員の一人でバイクを持っている人が、ザガインのピックアップ乗り場まで送ってくれることになりました。
本当はインワ鉄橋に行きたいと伝えたのだが、これはうまく伝わらなかったです。
おそらく、行っても近づけないし見れないよ…と言うことを言いたかったのでしょうが・・・。
うん、私ももう少し英語を勉強します。
後半へ続く。