海外旅行初心者の方でなかなか旅行に踏み切れない方や、いざ旅行会社で申込みを済ませて旅行することが決まったものの、何から初めてよいやら、どういう行動をすればいいのかよくわからずに困っている方も少なくありません。
そこで、今回は旅行先を決める所から無事に海外旅行に出発するまでに必要な9つのステップをまとめました。
STEP1.旅行先を決めるために、情報を集めよう!
昨今の海外情勢を俯瞰して見ていると、旅行先を決める際、
- ★テレビ番組で特集されていて、とても楽しそうだったから♪
- ★雑誌で見て、この景色を生で見てみたいから♪
等の理由だけで世界へ飛び出すのは危険であると感じています。
テレビ番組は、当然ですが大勢のスタッフで行っていますし、しっかりとした現地スタッフと警備も雇っています。
だから安全に番組制作ができるんですね。安心な環境の中で収録しているわけですから、楽しい映像も撮れるのです。特に今の時代、旅行先を決める際、宗教チェックはとても大切であると考えます。
私は特に個人旅行を好むので、旅行先をいくつかピックアップした後、必ずその国の宗教を調べてから最終的に行き先を決定しています。




上記の宗教を信仰している国々は絶対に安全だ!とは全く言えないと思います。
宗教だけで安全か治安が悪いかという判断をするべきではないのは重々承知ですが、自爆テロをよく起こすイスラム教徒が占める割合が多い国を、旅行検討先から外すことは決しておかしなことではないと思うのです。
何かトラブルに巻き込まれると、せっかくの旅行も台無しになってしまいます。
でもどうしてもイスラム教徒が多い国へ旅行に行きたいと思われる方は、大手旅行会社が主催する団体ツアー旅行で行くことをお勧めします。


出典:http://www.mofa.go.jp
お値段は張りますが、例えばこのようなプランがお勧めです。
何度もテロの脅威にさらされている国です。でもどうしても行きたいのならこのような旗振り観光で行くことが一番安全に、そして楽しく巡ることができます。
ただあまり無理はしないで下さい。初めての海外旅行では今のご時世、イスラム教徒が多い国は避けた方がいいと私は思います。
海外の詳細な情報が随時更新されているサイト等をこまめにチェックしながら、行き先を考えましょう。
STEP2.行き先が決まったら予約しよう!
時期にもよりますが、繁忙期しかお休みが取れない場合は、パスポート申請の前に旅行の予約を済ませてしまいましょう。
そうしなければ、座席を取り損ねてしまう場合があるからです。
ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始に海外旅行をされる時は、パスポート申請前に、チケットを押さえてしまいましょう。
ここでは3つの予約方法について細かくご紹介していきます。
A:旅行カウンターで予約する

出典:http://branch.his-j.com
初めて海外へ行かれる方は、できれば旅行会社の窓口から予約をしましょう。
パンフレットに掲載されているツアーを予約する場合、現地の生の情報だけでなく、旅程中に料理がどんなものが出るかなど、ツアーパンフレットに書かれていない情報を得ることができるからです。
私の場合、家族旅行の際は、なるべく旅行会社の窓口へ行くようにしています。
過去には、検討していたパンフレットよりも良いプランが見つかったこともありますし、何よりも訪問国に対する両親の不安を少しでもぬぐいたいから、足を運ぶようにしています。
ただ、繁忙期にカウンターへ行くと、順番待ちも発生していますから、大手旅行会社の場合は、事前に予約を入れておいた方が良いかと思います。
B:インターネットサイトから予約する

旅行会社のHPやABロード、YAHOOトラベルなど今の時代は、さまざまなサイトから旅行予約が可能です。
旅行パンフレットをいちいち発行しない、旅行カウンターすら設けていない旅行会社もありますので、その場合はこのようなサイトを利用するしかないのですが、予約の前に必ず企画旅行会社のHPを確認しましょう。
ちゃんとした旅行会社なのか、ツアー内容に誤りはないのか等のチェックを忘れずに行なってください。
私は過去に、YAHOOに掲載されていたツアー内容と出発2週間前に実際に送られてきたスケジュール表の内容が違っていたことがありました。
その時は、私が予約したメール分を保存していたので、それを提示した上で、内容を訂正してもらい、ホテルの変更や観光地の変更の対処をしてもらいました。
インターネット上から予約するツアーは、旅行カウンターやパンフレットを発行していない分、安く提供できているため、学生さんなどの若い旅行客がすぐに飛びつきます。
しかし小規模な旅行会社が運営していることが多く、1人のスタッフが何十以上のツアーを担当している場合が多いのです。
私のトラブルの時は、他の旅行者とツアー内容が間違えられていました。繁忙期出発の旅行は特に注意が必要です。
インターネットサイトから予約する時は、私の体験したトラブルを念頭に置いて、リスクがあることを承知の上で活用してください。
C:電話で予約する

電話でのツアー予約も可能です。私の場合は、たとえインターネットサイトからの予約であっても、私は一度確認電話を入れるようにしています。
ちゃんと予約できているか、担当者はちゃんとした人かを知る上でも、電話を1回は入れています。
それは過去に痛い目に遭ったからです。それは北京旅行に行ったときのことです。北京旅行へは、インターネットサイトから予約をしていきました。
旅行会社はそこそこ大手でしたし、聞いたことがある旅行会社だったので、ネット予約のみで安心して出発していったのです。
現地に着いてからが大変でした。その旅行会社と提携を結んでいる中国の旅行会社がいい加減なところで、まず到着時間にガイドさんが迎えに来ていませんでした。
何も悪びれることなく30分遅刻して到着したガイドさんを見て、今回の旅行に対して、嫌な予感が一気に広がりました。そして不安は的中しました。
3泊4日で行ったのですが、ちゃんと宿泊できたのは初日のみ。2泊目の観光を終えてホテルに戻ってくると、宿泊予約が入っていないことをフロントで告げられたのです。
日本の旅行会社に電話するも、観光が終わった時刻が遅く、会社は既に終業しており、留守番電話対応。
すぐさま現地のガイドを呼んで対応してもらいました。フロントクラークと現地ガイドの怒鳴り合いの喧嘩を1時間見て、何とかその日は宿泊しました。
トラブルは続きます。3泊目の観光から戻ってくると、私たちの宿泊予約が入っていないことを、またもや告げられたのです。すぐに現地ガイドを呼び、対応してもらいました。
ホテル側「予約が入っていない。」
現地ガイド「ちゃんと予約した!」
この応酬が3日目の夜も繰り広げられました。現地ガイドが粘り何とか最終日も宿泊できましたが、この時点で気分は最悪。
重い気分を引きずったまま日本に帰国しました。翌日、すぐに日本の旅行会社へ連絡しました。
しかし対応は、こちらはちゃんと予約を入れている、現地の旅行会社とホテル側のやりとりにミスがあったんだ!の1点張りで、埒があきませんでした。
天安門広場、万里の長城、天壇公園など様々な場所を巡ったのに、北京旅行の思い出はやはりトラブルしか思い出せません。

あまり良い思い出もない。
このような経験から私は、たとえインターネットサイトから予約したとしても、必ず1本は電話を入れて、重要事項(チケットの手配、スケジュール等)は確認するようにしています。
今の時代、インターネットサイトから予約される方も多いですが、その予約だけで安心しない方がいいですよ。私が体験したようなトラブルもあります。念には念を入れましょう。
STEP3.パスポートを取得しよう!
本来ならば、ツアー予約前に持っていなければならないパスポート。
予約後に取得される場合は、予約時に書いたローマ字表記を思い出し、間違いの無いように申請用紙に記入し、申請を行なってください。
パスポートには5年有効と10年有効のものがあります。パスポートの取得には、以下の書類が必要です。
- 一般旅券発給申請書 1通
- 戸籍謄本または、戸籍抄本 1通(450円程度)
- 住民票の写し 1通(300円)
- 身分証明書
- 写真 1枚(スピード写真なら800円程度で撮影できる。)
5年間有効のもの | 11,000円 |
5年間有効のもの(12歳未満) | 6,000円 |
10年間有効のもの(20歳未満は取得不可) | 16,000円 |
取得には申請してから、およそ1週間から10日かかりますので、海外旅行の予約が済みましたら、すぐに申請手続きを開始しましょう。
そして取得後、すぐに旅行会社に連絡し、パスポートナンバーを伝えて下さい。
私のようにコンスタントに毎年海外に行く予定のない方は5年有効のパスポートで充分かと思います。
しかし突然異国の風に吹かれたくなる衝動に襲われることもありますので、お得な10年有効のパスポートを念のために取得されることをお勧めします。
STEP4.海外旅行保険に入ろう!
たいていは、予約した旅行会社から、この海外旅行保険に入りませんか?というパンフレットが送られてきます。
よくクレジットカードに付帯されている保険で良い!と言う方がいますが、私の場合、短い日数で治安の良い都市以外は、別に保険に入るようにしています。
私は、いつもこの2つをチェックしながら保険を予約しています。クレジットカード付帯の保険は死亡・後遺症・救援者保障しかついていないものがあります。
ゴールドカード以外の航空会社系マイレージカードなどがそうたぐいです。必ずチェックをして下さい。
その上で、別に入る海外旅行保険を予約されたら良いかと思います。
STEP5.フリータイムの過ごし方を考えよう!
日本の旅行会社が主催しているツアーにおいて、インドやエジプトなど治安面において黄色信号がともっているような国は、自由行動の時間が設けられていない場合が多いです。
その反面、おおむね良好な都市においては、フリータイムの時間が必ず設けられています。
フリータイムは午前中のみのツアーもあれば、2日程あるツアーもあります。私はこの時間に美術館巡りをしたり、街中のお土産屋を覗いたり、カフェでまったりしたりして過ごすことが大半です。
ベトナム旅行の場合

ベトナム旅行では主要な観光地はツアーに含まれていたのですが、美術館など見学に時間が要する箇所は組み込まれていませんでした。
なので、自由行動の時間が1日ありましたからその時に、美術館巡りなどを行いました。
観光客と地元の人たちで混雑しておりましたが、自分たちのペースでゆっくりと見学することができました。
また、昼間は暑くてなかなか移動できないので、ショッピングは夜行いました。
お土産屋さんが軒を連ねるハノイ36通りは夜遅くまでにぎわっており、多くの観光客が買い物をしていました。暑い地域ではこのような自由時間の使い方が一番お得かな?と思います。


北京旅行の場合
こちらも世界遺産系の有名観光地はツアーに組み込まれており、自由行動の日は1日しかありませんでしたので、ツアーから漏れていた、故宮博物院と頤和園だけ巡ってきました。


先ほど紹介したように、北京旅行はトラブルが連日続いていたので、写真の表情がいまいち。
トラブルが発生すると、このようなところにも影響を及ぼすんですね。故宮博物院は、かつて紫禁城とも呼ばれた明、清時代の歴代皇帝たちが暮らした王宮です。
中国四千年の歴史が感じられ、ここはぜひ行ってほしいですね。おすすめです。頤和園は西太后の夏宮殿のことです。スケールが大きく優雅な建物でした。
池に浮かぶ船に乗って対岸に行くことができます。また宮中料理のレストランも有りましたが、あまりお客さんは入っていませんでしたね。
お値段はリーズナブルでしたが・・・。非常に広いので時間に余裕があれば、ぜひ1日かけることをおすすめしたいところですが、ともかく疲れます。
それは頤和園だけに言えることではないのですが、ほんと中国人って並ばないんですよ。チケットを買っていても横入りのオンパレード。
クレームを付けても、こっちが日本人だと分かったら、中国語をまくしたてて抗議してきますしね。
一番中国人の嫌なところを見たのが頤和園でした。国民性の触れ合いも旅の醍醐味の1つであるとよく言われます。
しかし北京の世界遺産は素晴らしかったのですが、中国人はちょっと苦手だなぁって思ってしまった思い出ばかりです。
このように、ツアーから漏れていた観光地や美術館巡り、お土産購入の時間に当てるとフリータイムの時間が有効活用できるかと思います。
気を付けなければならないのは、あまり遠出をしないこと!ガイドさんもついていませんからトラブルに遭ったら大変危険です。
もし近郊エリアに行きたい場合は、単独で行かないでオプショナルツアーを予約した方がいいです。
現地の旅行会社が主催しているツアーもあり、現地到着後、予約して参加することも可能のものも多いですから、無理しないでそちらを活用して自由時間を楽しんでくださいね。
STEP6.ホテルを調べて荷造りをしよう!
ツアーによっては、あらかじめホテル指定の場合もありますし、3つ星ホテルランクから自由に選ぶことができますよ!というパターンのツアーもあります。
ホテルを決めるときも、決まっているときも、私が必ずチェックするのは「トリップアドバイザー」と言うサイトです。
ここにはホテルの備品に関する詳細な情報や写真だけでなく、実際に宿泊した方の口コミまで見ることができるので、海外旅行のたびに重宝しています。
タイのバンコクでは、1泊だけ贅沢をしました。
「ロイヤルオーキッド・シェラトン・ホテル&タワーズ」と言うホテルを選んだのは、トリップアドバイザーで評判がよく、シェラトングループの中でも、結構お手頃に宿泊できるホテルだったからです。
チャオプラヤ川に面して建っているホテルであり、客室からの眺望もよく快適に過ごせました。


ソウルで泊まったホテルは「ホテルアロパ」です。
ここはトリップアドバイザーの評価も高く、市庁という地下鉄の駅からも近かったので選びました。
ここにしてよかったなぁと思ったのは、建物がとても新しかったことと、ホテルの向かいにセブンイレブンがあったこと。
逆に驚いたのはバスルーム。半透明なので本当に親しい友人かカップルじゃないと、気を遣ってしまうデザインでした。
価格もお手頃なので、お勧めですよ。
あらかじめ宿泊するホテルが決まっているツアーであっても、トリップアドバイザーでホテル名を検索し、どのようなホテルか確認することをお勧めします。
実際に宿泊した方の写真と感想が掲載されているので、荷造りの参考にもなります。
ドライヤーがついているという情報と写真があれば、荷物がその分、減りますよね。そんな感じです。
アメニティに関しては、3つ星以上では石鹸、4つ星以上ではバブルバスとシャンプーが追加で、5つ星以上では歯ブラシセットがさらについてくる、というのが私の経験値から言えることです。
しかしながら、シャンプーにしても相当なランクのホテルじゃないと、日本人の髪質に合うようなメーカーのものを置いていないのが実情です。
アジア系になると、下手に使用すると、1日中頭がかゆかったり、髪の毛がごわついたりして、旅行中ずっとご機嫌斜めの状態になることもあります。
私の場合、ホテルについているアメニティは洗濯用に使用し、シャンプーやボディソープは日本から自分好みのものを必ず持ち込んでいます。
ちなみに外国には、アメニティのトラベルセットは売っていません。ドラッグストアでもボトルタイプのシャンプーやボディソープしか売っていませんので、気を付けてくださいね!
おまけで私の母の荷造りを紹介します。母は、1泊ごとに袋詰めにしています。
上の写真のような100円ショップに売っているチャック付きポリ袋を使用する時もあれば、スーパーマーケットで、無料でもらえるビニール袋に1泊ごと下着を詰めていく時もあります。
ビニール袋はそのまま汚れ物を入れてくることができますから便利ですよね。
世界遺産を多く巡る旅の時など、今日はこの遺産を見に行くから、このワンピース、今日は少し歩いたところに世界遺産があるからパンツスタイル、などコーディネートも楽しんでいます。
良かったら参考にして下さい。
STEP7.スケジュールとチケットを確認しよう!
スケジュール表とチケットは出発10日くらい前に届きます。まず届いたら、名前がパスポートと異なっていないか確認してください。
その後、予約したツアーの内容が変わっていないかチェックをします。
回る観光地に間違いはないか、機内食は何回出るのか、旅行中自分たちだけで食べなければならない食事は何回あるのかなど細部まで確認することをお勧めします。

スケジュール表と一緒にチケットが送られてくる旅行会社もあります。(添乗員付き旅行の場合はありません。当日、空港で添乗員より渡されます。)
Eチケットと言うのもが送られてくるのが一般的です。当日空港のカウンターでこのEチケットを提示すると正式な航空チケットと交換してもらえる仕組みです。
そのほかにも自宅に置いておく用のスケジュール表の控えや荷物タグ、現地の情報冊子、現地の地図、お土産のパンフレットなどが一緒に入っている場合が多いです。
これらの中身を確認しながら荷造りの最終確認を行なって下さい。

次にすることは、搭乗する飛行機の座席指定です。
添乗員付きの団体ツアーの場合は出来ないことが多いですが、現地ガイドしかつかないタイプの海外旅行の場合は、自分で指定することができことが多いです。
手元にEチケットを用意し、登場する飛行機会社のホームページにアクセスします。そして座席予約のページに行き、搭乗する便や名前などの情報を入力していくと、左のようなページが出てきます。
そして空いているところから自分の好きな座席を選ぶことができます。LCCであっても、有料オプションで指定可能なので、ぜひ試してみて下さい。

よく聞かれるのは、
「どこの座席を選べばいいのか?」
と言う質問です。
これは私の考えですので、あくまで参考程度に聞いてください。私は毎回、後部座席を選択するようにしています。
私はチャイナエアインで怖い目に遭ったことがあってから、その後、飛行機事故を研究するNTSBの報告を読んで、座席指定ができる場合は後部座席を選択するようにしてきました。
NTSBの研究によると、ファーストやビジネスクラスの座席が固まっている前方座席の生存率は49%ですが、後部座席の生存率は69%とあり、20%高い数値が公表されていました。
(調査・研究の範囲は、1971年から2007年頃にかけての、20件ほどの事故からされています。)
もしよかったら、参考にして座席を選択してください。
ちなみにトイレの近くに座席を取ると、食後は行列がついてうるさくて眠れませんから、その点は注意して下さいね。
あと、一番後ろの座席はすべて倒せるので、私は好きでよく予約を入れていますが、中華&欧米系の航空会社の場合CAさんの話し声がうるさくて一睡もできない場合もあります。
参考までに記憶に止めておいてくださいね。

出典:http://www.utravelnote.com

出典:http://www.utravelnote.com
座席指定の後は私の場合、長距離フライトの時は特に、ついでに特別機内食(健康のための心配り、宗教的な約束事に留意した食事)を予約しています。
6時間以上フライトがある場合、機内食は2回提供されます。
また9時間から12時間以上乗っていなきゃならない場合は、軽食までサービスされる場合もあります。
しかし長距離フライトでも、搭乗中は座りっぱなし。
お腹は全く減らないのです。
だから私は2回目の機内食は大体、フルーツプレートを事前に予約しています。(フルーツの盛り合わせとパンとジュース。)
予約は24時間前まで受け付けています。
航空会社のホームページから座席指定のついでにできますので、良かったら注文してみてください。LCCはどの機内食も有料ですが、他の航空会社は無料で予約できます。
私の両親は、糖尿病食や減塩メニューをセレクトしています。ボリュームも控えめで、ちょうど良いそうです。
STEP8.空港へ向かおう!
東京や大阪などの都市部は空港までの移動手段がたくさんあり、非常に便利ですが、交通手段の少ない地方都市は、大きな荷物を持っての移動が本当に不便です。
そこで私がよく使用しているのは、乗合ジャンボタクシーです。
これは空港へ向かう複数のお客さんを集約して、各家を順番にまわったあとに空港へ向かうものです。空港から自宅へ送り届けるバージョンもあります。
大きなスーツケースを持って海外旅行に行く場合、スーツケースをごろごろ転がして、駅まで向かい、そこから空港まで電車を乗り継いでいくのって、それだけで結構疲れますよね。
この乗合ジャンボタクシーは、家まで迎えに来てくれて、座ったまま(眠ったまま)空港まで連れて行ってくれるので、とても体力的にもとても楽なんですね。
また夜中にも迎えに来てくれるので(追加料金なし!)早朝便の飛行機にも搭乗できるのです。
乗合タクシーなので、車内は満席でも10人くらい。必ず途中でサービスエリアにも立ち寄ってくれるので、トイレの心配もありません。
私の場合は往復で予約しているので、帰宅する際もたとえ深夜到着であっても家まで送ってもらいます。
お土産などでいっぱいの荷物になっても、家まで送ってくれるからお土産だけ別便で送らなきゃ・・・・と言う手間がなくなります。
また代金は、予約人数によってだんだん安くなっていく運営会社が多いのです。
1人だと空港までの電車運賃と同じくらいですが、家族4人で予約した時は電車運賃の6割まで安くなったことがありました。
ご家族やカップルで行かれるときは財布にも優しい手段となりますので、ぜひ検討して見て下さいね。
STEP9.いよいよ出発!
繁忙期は空港へ2時間半前には到着していたいですね。
チェックインカウンターも30分以上待つことがありますし、その後の出国(保安検査場・出国審査)でも30分以上待つことだってあります。
出発口に入る前に、必ず上にある案内ボードで、搭乗ゲートを確認しましょう。搭乗ゲートの変更や出発時刻の変更もあります。
出国審査後も見ることができますが、先に見ておいた方が何かと安心ですよ。出国審査まで終えたら、必ず搭乗ゲートへ向かいましょう。
搭乗開始時刻まで時間があっても、免税店でのショッピングは後回し。
まずは場所の確認です。その後はカフェに行ってまったりしたり、免税店で買い物したりしても良いかと思います。ただし買い過ぎは禁物です。荷物になりますよ!注意して下さいね。

私はゴールドカードを持っているので、だいたいラウンジでジュースを飲みながら携帯電話の充電を行なったり、少し寝たりしています。
そして搭乗開始時刻は出発の30分前です、その時刻になったらゲートに向かう感じです。
(航空会社・クレジットカード会社によって使用できるラウンジと使用できないラウンジがあります。事前に空港のホームページでチェックしておいた方が良いかと思います。)
海外旅行先決定から出発までの流れを紹介してきました。
特に繁忙期にご出発される方は、この流れを参考にして旅行予約などの手続きを進めて行って下さい。
きっとスムーズに行えるのではないかと思います。
今年は治安の観点から、日本から見て右側と下の方の国々(アメリカ・カナダ・オーストラリアエリア)への海外旅行者が増えると予想されています。
こちら方面への旅行を検討されている方は、早めに予約を入れて下さいね。
- STEP1:情報収拾をしよう
- STEP2:予約しよう
- STEP3:パスポートを取得しよう
- STEP4:海外旅行保険に入ろう
- STEP5:自由時間の過ごし方を考えよう
- STEP6:ホテルを調べて荷造りをしよう
- STEP7:スケジュールを確認しよう
- STEP8:空港へ向かおう
- STEP9:いよいよ空港から出発