1.ツインピークス
サンフランシスコの街並みを一望できる名所、ツインピークス。
アメリカ合衆国において、行ってみたい都市ランキングで必ず上位になるサンフランシスコ。日本からの新婚旅行でも訪れるカップルが昔から多い都市としても有名ですよね。
見どころが多い都市ですので1日では回り切れません。最低でも2日は必要。ぜひ時間をかけてゆっくりと廻ってきて欲しいと思います。
特にベストシーズンの6月から9月末までは気候にも恵まれ、絵葉書のような写真が撮影できますよ。
サンフランシスコ到着後にすぐに訪れたのは、街並みを見下ろすことができるツインピークス。サンフランシスコ市内で一番標高が高い場所に位置しており、フィナンシャルディストリクトやベイブリッジなどダウンタウンの全景を見渡すことができます。望遠鏡も設置されています。
カップルで込み合うのは夜景の時刻だそうです。確かに見事な夜景が拝めそうな場所です。
- ツインピークスまでのアクセス
- ダウンタウンのPowell駅から地下鉄に乗ってCastro駅まで行き、そこから37番のバスに乗車。終点近くのCrestline Drで下車。バス停近くの階段を上れば到着します。
※サンフランシスコの夜は早く、21時くらいには光が消えだすそうです。20時台がMAXなので注意。
2.ゴールデンゲートブリッジ
サンフランシスコの顔、ゴールデンゲートブリッジ。ここはVista Pointから眺めることができます。
どんなガイドブックでも紹介されている名所なので、多くの観光客で常に賑わっています。どちらかというと、こちらも夜景の時刻の方が、人が多く集まるそうですが、昼間はマリン郡方面の景色もはっきりと見え、大変素敵でした。サンフランシスコに行った年は、ここで撮影した写真を年賀状に使用しました。
Vista Pointアクセス
私はツアーで行っているので、観光バスで向かいましたが、Vista Point最寄りのバス停が辺鄙なところにあるため、個人で来られている方はダウンタウンから歩いて橋を渡り、Vista Pointに来ていました。30分程度で渡り切ることができるそうですよ。
ちなみにゴールデンゲートブリッジですが、熟年カップルの方には懐かしい場所でもあるかもしれません。
1978年に公開された、山口百恵・三浦友和主演映画「ふりむけば愛」でロケが行われた場所でもあります。
ただ、このロケはVista Pointではなく、Battery Spencerという1900年代初頭に建造された砦の跡地で行われました。青春時代にこちらの映画をご覧になられた方は、Battery Spencerからの眺めの方をお勧めします。
Battery Spencerアクセス
こちらのポイントの方が個人旅行の場合、アクセスがし易いかと思います。
ダウンタウンから76番のバスに乗ったら到着します。ダウンタウンと反対側に位置しているポイントですので街並みも一望できます。
ただ最終バスの時間が早いので、昼間に行かれることをお勧めします。夜景はVista Pointからお楽しみください。
3.Sears Fine Foods(シアーズ ファイン フード)
サンフランシスコに行ったら、ぜひ足を運んでほしいお店が「Sears Fine Foods」です。
中心部ユニオンスクエアの目の前にあります。方向音痴の私でも迷いませんでした(笑)。また有名なお店なので、ガイドブックには必ず掲載されていますよ。
朝食が人気なお店なので、朝早くから開いています。ここはパンケーキが有名なお店です。7時くらいに行ったのですが、席は大体埋まっていました。地元の人々にも人気店のようです。
コーヒーとパンケーキを食べました。パンケーキの厚さは10㎝超え。コーヒーはお代わり自由で、またパンケーキに乗せるジャムの種類も豊富。朝からテンションの上がるおいしさです。
昔からの名店で、店内のアンティークな装飾も何とも言えない魅力です。お店のスタッフさんが日本人に慣れており、英語が堪能でなくても、注文は可能です。コーヒーのお替りも常に巡回しているので、手を上げれば可能です。
人気店なので、行列は必須です。できたら7時30分前には行きましょう。
サンフランシスコといえば、これ!ケーブルカー。
さて、朝食後はすぐにケーブルカーに乗車しましょう。というのも、昼間は観光客で込み合うからです。このように座れたり、棒に掴まったりして写真撮影に興じることができたのも9時前だったからです。
ケーブルカーに乗るためには、1回7ドルします。
意外と高いので、私はMuni Passport と呼ばれる、1日券を買いました。3日、7日間有効のものもあります。路線はパウエル – ハイド線 (Powell-Hyde)、パウエル – メイソン線 (Powell-Mason)、カリフォルニア・ストリート線 (California Street)の3路線があり、市内中心部を走る、パウエル – メイソン線が一番込み合います。
4.フィッシャーマンズワーフ
パウエル – メイソン線の終点が、サンフランシスコに来て行かない人はいないと言われるフィッシャーマンズワーフです。
ゴールデンゲートブリッジを間近で見てみたいと思い、Pier 39から近い「Blue & Gold Fleet」という会社がやっている「SF Bay Cruise Adventure」というクルーズに乗船しました。
日本人ということで、イヤホンガイドを借りることができました。(無料ですよ!)
クルーズは約1時間。ゴールデンゲートブリッジまで行き、橋の下を通過したらすぐにぐるりとUターンし、映画で有名なアルカトラス島に近づいてから、港に戻ってきます。
いろんな会社がこのようなクルーズを企画しています。オンラインで予約できるものもあります。地元の人たちはヨットやマリンスポーツで遊んでいました。
大体20分ほどでゴールデンゲートブリッジに到着します。水面からは67メートルあり、全長2.7kmにも及ぶ大きな橋。近づいてみるとその迫力に圧倒されます。
クルーズの営業時間は毎日 9:00 am ~ 5:00 pmですが、やはり午前中がおすすめ。マリンスポーツで遊んでいる人も少ないので、波も穏やかで、きれいに写真撮影をすることができます。
ゴールデンゲートブリッジを通過後10分ぐらいで、アルカトラズ島へ近づきます。
私の父親と母親の世代は『アルカトラズからの脱出』というアルカトラズ島にある刑務所を舞台とした映画を見ているので、一番興奮していました。
脱獄が絶対不可能と言われたサンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラズ刑務所
1時間のクルーズを終えた後は港にあるPIER39を散策しましょう。
私はここで名物のクラムチャウダーを食べsました。少し酸っぱいパンにたっぷり注がれたクラムチャウダーは絶品でした。
5.ロンバードストリート
フィッシャーマンズワーフから徒歩15分くらいのところにあるのが、アメリカで最も有名なグネグネ道、ロンバードストリートです。
テレビ番組でもよく取り上げられている名所なので、ご存知の方も多いと思います。坂道なので歩いていくのも大変でしょうから、ケーブルカーに乗って、ロンバードストリートで下車し、散策して下さい。
このグネグネ道を高級車が次々に降りてきます。
ちなみに、ロンバードストリートという道は、サンフランシスコ市内を西から東に走っている長い道を指します。
その中のハイドストリートからリーベンワースストリートの1ブロックだけがグネグネ道になっているのです。他のところは普通の道ですので、ブロックを間違えないように注意しましょう。
サンフランシスコは公共機関も充実しており、かつ治安もほどほどに良く、熟年世代のカップルにも最適な観光都市です。定年後の海外旅行でぜひ足を運んでもらえたらと思います。